鉄骨倉庫スケルトンリノベーション
- 小林 光夫
- 8月29日
- 読了時間: 3分

今回は、鉄骨の倉庫をその住居としてリノベーションします。とは言え、構造体に関しては大きな改造せずに、逆に補強を施して住居に改造していきます。
想像以上に問題点もあり、大工工事が入るまでの補強や基礎の作り直しなど、ある程度想定はしていたものの最低限、必要な事はやらねばなりません。
いろいろな制限がある中、どれだけ性能良くして、快適に過ごせるようにするか、毎日悩むところですが、その試行錯誤においても、最大の効果が得られたときには最大の喜びを感じます。
本日は現在プラン中の吹き抜けについて少しご説明します。
吹き抜けにも2つやり方があります
1つは梁見せない方法ですね。

もう一つは、梁を見せる方法

実は見せる方法の方が少し安いです
一般的な構造でできるからですね。
梁を見せない方法は特殊な構造体となるため、費用がかさみます。
各種メリットとデメリットがありますが、ここでそれを書くとすごく長くなるので割愛しますが
見た目を取るのか、メンテナンスを取るのか
照明器具等の取り付けやすさを取るのか、各個人どれを優先するのかによってどちらが良いか決まってくるかもしれませんね。
建築士のアドバイスと言うのは難しいものです。行き過ぎるとただの独りよがりになるし
お伝えしなければ、素人のお客さんが後で困ることになりますから、その辺のバランスが非常に難しいところですが
自分で何も考えず、建築士任せも良くないし
素人の自分が考えたことばかり、押し通すことも良くないし
建築士の言うことを何でも聞くのも良くないし
その辺はやはり議論を組み交わして、何に問題があってどうしてできないのかそしてそれをやろうとするなら、どのぐらいの費用がかかってそのぐらいの費用がかかっても良いのかどうか
それに対して、そこまでのこだわりがあるのかどうか
そういったことを一つ一つ検証していかねばなりません。
そういった面倒のことを乗り越えて、自分たちの考えた意見を取り入れられた、平家に住むという事は、非常に僕は幸せだと思いますよ。
人にどうのこうの言われるのではなく、自分たちの意見もしっかり取り入れ、そして納得する形で平屋を立てることが僕たちにとっても1番好ましいです。
だめな事はダメだと言うし
そのぐらい費用がかかってもしたいかどうかというのは、都度考えてもらわねばなりません。
家と言うのは、伝われば触るほど難しいことを言えば、難しいこと言うほどお金がかかります。
しかし、それが自分たちが望むことであれば、お金をかけるべきであると思うし
ほんとによく考えて必要ないことであれば省くべきだと思います。
難しく、考えすぎるのも良くないですけど
ある程度、自分の頭でも考えてよし、これがいいと思ったら、それを貫いて納得する家を建てましょうね。
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