私小林は個人的に無垢が好きです。好みもあって無垢を標準にしていますが、無垢にも欠点があります。最近の無垢材は乾燥させており非常に精度が良いのですが、基本は自然の素材です。工業製品や化学製品とは違います。ですからひねる、反るなどの自然現象が全く起こらない訳ではありません。水分は0%にはなりません。乾燥材の基準水分量は当然満たしていますが、壁がうねったように見えたりきしむような音がしたり自然に発生し起こりうることがある事のご理解は必要です。当然すべてに起こるわけでは無いですが可能性があります。その点集成材は反らないように木の方向を組み合わせてボンド圧着し精度よく作られるため狂いや反りや割れは無垢に比べると格段に少ないです。また設置後の強度や数字は信頼性のある試験データとなります。集成材を嫌う人もいますが(私もその一人でしたが)意外と歴史は古く江戸時代からあると言われています。歴史的建造物や屋外の巨大建造物にも使われ、ヨーロッパでは9階建てのマンションもこの集成材で作られたものがあるそうです。ただ日本の気候や風土の加減で、あまり水分や湿気を多く含んだ所で長期間さらされると無垢より耐久性は落ちる現象も起こるかもしれません。地震や台風、20,30年と経過したら・・そういう意味で「土台、柱はひのき」としています。狂いやひねりが心配な方は集成材ですね。
 

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